過去問学習ガイド
効果的な過去問活用法と解きレコの使い方
なぜ過去問が重要なのか
過去問演習は受験対策において最も重要な学習方法の一つです。志望校の出題傾向や問題形式、時間配分を知ることで、本番で実力を発揮できる準備が整います。
多くの合格者が「過去問を最低でも5年分、できれば10年分は解いた」と口を揃えます。しかし、ただ解くだけでは不十分です。記録を残し、振り返り、次に活かすことで、過去問演習の効果は飛躍的に高まります。
解きレコは、この「記録」「振り返り」「次に活かす」というサイクルをサポートし、過去問学習を最大限に活用するためのツールです。
効果的な過去問の使い方
1. まずは時間を測って本番形式で解く
過去問を解く際は、実際の試験時間を設定し、時計を使って時間を計測しましょう。本番と同じ緊張感の中で問題に取り組むことで、時間配分の感覚が身につきます。
解きレコでは実施日と実施時間を記録できるため、いつ、どれくらいの時間で解いたかを後から確認できます。
2. 採点後、合格最低点と比較する
採点したら、志望校の合格最低点と比較してみましょう。現在の実力で合格ラインに届いているか、あとどれくらい必要かを確認します。
解きレコでは得点と合格最低点を入力すると、差分が自動計算されます。グラフで推移を確認し、成長を実感できます。
3. 間違えた問題を徹底的に復習する
過去問で最も大切なのは「復習」です。間違えた問題、分からなかった問題を理解するまで復習し、同じミスを繰り返さないようにします。
解きレコのメモ欄に「苦手だったポイント」「理解できなかった単元」を記録しておくと、後で見返した時に役立ちます。復習予定日も設定できます。
4. 複数年分を解いて傾向をつかむ
1年分だけでなく、できるだけ多くの年度を解くことで、学校ごとの出題傾向が見えてきます。頻出分野を重点的に対策できるため、効率的な学習が可能になります。
解きレコでは一括作成機能を使えば、複数年度・複数科目の過去問をまとめて登録できるため、計画的に進められます。
5. 定期的に解き直す
一度解いた過去問も、時間をおいて解き直すことで定着度を確認できます。2回目、3回目と繰り返すうちに、点数が上がっていく実感が得られます。
解きレコでは同じ過去問を複数回記録できます。「コピーして再作成」機能を使えば、過去の記録を残したまま新しい記録を追加できます。
解きレコの使い方
アカウント作成
メールアドレスとパスワードを入力するだけで、すぐにアカウントを作成できます。登録は1分で完了し、すべての機能を無料で利用できます。
志望校を登録
まずは志望校を登録しましょう。学校名を検索すると、全国の中学・高校・大学がヒットします。志望校ごとに優先順位をつけて管理できます。
- ・第一志望、第二志望など優先順位をつける
- ・偏差値を登録して現在の実力との差を把握
- ・受験日程や入試科目も記録可能
過去問セットを作成
志望校を登録したら、過去問セットを作成します。「一括作成」機能を使えば、複数年度・複数科目の過去問をまとめて登録できます。
- ・2020年度〜2024年度の5年分を一括作成
- ・国語・算数・理科・社会など科目ごとに管理
- ・予定日を設定して計画的に学習
過去問を解いて記録
過去問を解いたら、すぐに記録しましょう。スマートフォンからでも簡単に入力できます。
- ・実施日、得点、満点を入力
- ・合格最低点と比較して差分を確認
- ・気づいたこと、苦手な単元をメモ
- ・復習予定日を設定
進捗を確認
ダッシュボードで学習の進捗を確認できます。統計データを見ることで、努力の積み重ねを実感できます。
- ・完了済み過去問の回数
- ・平均得点率の推移
- ・今日の予定と遅延アラート
- ・偏差値の変化グラフ
おすすめの学習スケジュール
受験6ヶ月前〜4ヶ月前
基礎固めと並行して、志望校の過去問を1年分解いてみましょう。現在の実力と合格ラインとの差を把握し、弱点を洗い出します。
受験4ヶ月前〜2ヶ月前
複数年度の過去問に挑戦します。3〜5年分を目安に解き、出題傾向を分析。頻出分野を重点的に復習し、苦手な単元を克服します。
受験2ヶ月前〜直前
残りの年度をすべて解き切ります。時間配分を意識し、本番同様の緊張感で挑戦。間違えた問題を徹底的に復習し、自信を持って本番に臨みます。
過去問学習のコツ
完璧を目指さない
最初から満点を取る必要はありません。まずは解いてみて、現状を把握することが大切です。
復習に時間をかける
解く時間よりも復習に時間をかけましょう。間違えた問題を理解することで、確実に力がつきます。
記録を習慣化する
過去問を解いたらすぐに記録する習慣をつけましょう。データが蓄積されることで、成長が見えてきます。
小さな成長を喜ぶ
前回より5点上がった、苦手な問題が解けたなど、小さな成長を喜びましょう。モチベーションにつながります。